agoraの精神

『agora』は人間力を磨く

人間力モデル

人は多様性を内包する生き物といえます。仕事・家庭・地域参加・社会貢献等々さまざまな「顔」を持ち、多面的な知的社会活動を営んで生きているはずです。一方で、私たちが身を置く企業組織は、効率性を重視するあまりに、ともすれば多様性を抑制し、ひとつの「顔」で生きることを強いるときがあります。それが結果として、人間の幅を狭め、深みを失わせることになってはいないでしょうか。

 

慶應MCCでは、人として、こころ豊かに生きるためには、多様な「顔」を内側から支え、バランスよく駆動させる「人間力」が必要であると考えています。人間力は、「知性」「感性」「身体」の三つの要素から構成され、人間のあらゆる知的社会活動において発揮される立体的な総合力といえます。

 

豊かな人間力を持つことは、自らの基軸を形成し、発想を豊かにし、異質な他者への理解を促進し、失敗や挫折への耐性となるはずです。

『agora』は、参加者が人間力を醸成するための場をめざしています。

重要なのは「学びを楽しむこと」

「知之者不如好之者」 これを知るものは、これを好む者に如かず
「好之者不如樂之者」 これを好むものは、これを楽しむ者に如かず 
(論語 雍也第六-二十)
          

 

成人学習理論の知見が教えてくれること、そしてMCC開設以来8年間の経験から私たちが確信することは、「大人の学びは、本来的に内発的な行為である」という真理です。

 

本人自身が、内なる欲求として、学ぶ意欲に火をつけることから全てが始まります。突き動かされる感情からくる自発性、そして未知の世界を知りたいと願う好奇心が、「知性」「感性」「身体」を揺り動かし、全てのエネルギーを作り出していくのではないでしょうか。

 

義務・役割で学ぶのではない。

功利のために学ぶのでもない。

学ぶことを純粋に「楽しむこと」が重要である。

 

『agora』は、この精神を何よりも大切にしたいと考えています。

→『agora』のテーマ