
人は多様性を内包する生き物といえます。仕事・家庭・地域参加・社会貢献等々さまざまな「顔」を持ち、多面的な知的社会活動を営んで生きているはずです。一方で、私たちが身を置く企業組織は、効率性を重視するあまりに、ともすれば多様性を抑制し、ひとつの「顔」で生きることを強いるときがあります。それが結果として、人間の幅を狭め、深みを失わせることになってはいないでしょうか。
慶應MCCでは、人として、こころ豊かに生きるためには、多様な「顔」を内側から支え、バランスよく駆動させる「人間力」が必要であると考えています。人間力は、「知性」「感性」「身体」の三つの要素から構成され、人間のあらゆる知的社会活動において発揮される立体的な総合力といえます。
豊かな人間力を持つことは、自らの基軸を形成し、発想を豊かにし、異質な他者への理解を促進し、失敗や挫折への耐性となるはずです。
『agora』は、参加者が人間力を醸成するための場をめざしています。



