キリスト教の原典である聖書は、2000年の長きに渡って西洋文化の根底にあり、今も欧米人の思考と行動に大きな影響を与えています。ところが日本では(数少ない信者を除けば)「聖書」を読む機会はほとんど皆無であり、この方面の知識は極端に薄いのが実状です。“永遠のベストセラー“である聖書は、知ってみれば実はおもしろく読めるところも多く、人間味あふれる登場人物の物語が展開します。
西洋世界の背景を知り、理解を深める入門書として、新・旧二つの聖書の特徴とあらましを、信仰を離れて解き明かしてみましょう。

キリスト教の原典である聖書は、2000年の長きに渡って西洋文化の根底にあり、今も欧米人の思考と行動に大きな影響を与えています。ところが日本では(数少ない信者を除けば)「聖書」を読む機会はほとんど皆無であり、この方面の知識は極端に薄いのが実状です。“永遠のベストセラー“である聖書は、知ってみれば実はおもしろく読めるところも多く、人間味あふれる登場人物の物語が展開します。
西洋世界の背景を知り、理解を深める入門書として、新・旧二つの聖書の特徴とあらましを、信仰を離れて解き明かしてみましょう。

教養として聖書の理解を深めたい方
文化、芸術、建築物、思想など西洋の理解を深めたい方
日程:2010年 11/6、11/20、12/4、12/18、2011年 1/8、1/22 (すべて土曜日) 全6回
時間:14:00~17:00(3時間)
定員:25名
[各回の進め方]
11月16日(土)14:00-17:00
旧約聖書と新約聖書は、二巻本の上・下のような関係です。旧約聖書はユダヤ教の教典であると同時に、キリスト教やイスラム教にとっての聖典でもあり、さらにはイスラエル民族の建国の歴史でもあります。
第一回はまず、旧約聖書と新約聖書の構成や違いを理解したうえで、最初の預言者である英雄アブラハムの物語から、イサク、ヤコブ、ヨセフまでを紐解きます。
11月20日(土)14:00-17:00
世界は、神が天と地を創造したとする創世記から始まります。そして旧約聖書には、アダムとイブ、カインとアベル、ノアの箱船などのエピソードが展開されていきます。
第二回は創世記のエピソードを中心に、これらの象徴的な物語がいったい何を語っているのかを読み解きます。また、神話と歴史と宗教それぞれの違いを、創世記をヒントに考えます。
12月4日(土)14:00-17:00
モーセ、ダビデ、ソロモンは旧約聖書に誕生した卓越したリーダーであり、奇跡を起こした重要人物です。彼等の名前はその個性とともに現代でもよく知られます。
第三回は、奇跡を起こし信仰の発展に寄与した人物と、その背景にあるユダヤの建国史を、成立、滅亡、復興、空白の時代へと追いながら紐解きます。
12月18日(土)14:00-17:00
イエスとは何者だったのでしょうか。キリスト教はどのようにして誕生したのでしょうか。これらを紐解くカギは、イエス・キリストの誕生とイエスの起こした“奇跡”にこそあります。
第四回はイエスの誕生と生涯に注目し、教義や固定されたイメージにとらわれないイマジネーティブな考察を試み、一人の社会改革家としてのイエスに思いをめぐらせます。
1月8日(土)14:00-17:00
イエスの磔刑(たっけい)は、新約聖書の中で誰もが知るもっとも有名なエピソードであり、キリスト教誕生を決定づける象徴的な出来事です。イエスはどのように磔刑の前夜を過ごしたのでしょうか。
第五回はイエスの磔刑を軸に新約聖書の物語を読み解き、その後起きた派閥抗争、その勝者ペテロとパウロの人物像に迫ります。
1月22日(土)14:00-17:00
キリスト教なしには世界史は語れません。キリスト教は、世界の国々や文化の成立や発展に大きく関わる一方で、時の政治・権力によって弾圧を受けたり、公認され利用されたりと、複雑な歴史を背負ってきました。
最終回は、ローマ帝国によるキリスト教公認(313年と391年)をはじめとする時代の節目を確かめ、唯一神を共有するイスラム教の誕生(622年)と教義の特徴にも触れながら、キリスト教を歴史から読み解きます。
『旧約聖書を知っていますか』『新約聖書を知っていますか』 阿刀田高著
こちらよりお申し込み下さい。(申し込み画面が新しいウィンドウで開きます)