福のり子さんと楽しむ
【あなたをひらくアート・コミュニケーション】

※開催を中止いたしました。あしからずご了承くださいますようお願いいたします。

自分を社会にひらき、生きる力を育む新しいアート鑑賞

アートとは作品そのものではなく、作品と鑑賞者のコミュニケーションから立ち上がる「感情」「思考」「疑問」などの現象です。作品はひとつであっても、鑑賞者の数だけ、そして鑑賞する度ごとにアートが生まれ、みる人がアートをつくっていくのです。
この講座では、アート作品を美術史などの知識として理解するのではなく、参加者同士が「みる、考える、話す、聞く」といった対話型鑑賞を繰り返すことで、自己のアイデンティティや価値観を映しだし、従来の鑑賞法では到達できなかったアートの新しい楽しみ方を味わいます。

福のり子

ACOP(Art Communication Project)による新しいアートの楽しみ方

毎回、近代絵画を中心に、現代アート、写真作品といった幅広い芸術作品からテーマを決め、グループによる対話型の鑑賞やワークショップを行います。ACOPのメソッドは、鑑賞者同士の対話を基本とする美術鑑賞プログラムとして注目されています。美術史等の知識に偏らずに、コミュニケーションをしながら美術作品を読み解く、新しいアートの楽しみ方を体得します。

お勧めしたい方

アートを身近なものにしたい方

対話型の新しい鑑賞法でアート・芸術の持つ奥深さに触れたい方

アートマネジメント、キュレーター、学校教育関係の方など、アート・コミュニケーションのメソッドに関心のある方

開催概要

日程:2012年 5/12、5/26、6/9、6/23、7/7、7/21(すべて土曜日) 全6回

時間:14:00-17:00(3時間)

定員:25名

会場:慶應丸の内シティキャンパス

参加費:105,000円(税込) 割引制度 キャンセル規定

講座内容

5月12日(土)14:00-17:00

第1回 アートとコミュニケーション

アートとは、作品とみる人との間に起こる、深淵で素晴らしいコミュニケーションです。アートとコミュニケーションの関係性、対話による鑑賞方法についてお話しします。

【作品鑑賞】 歴史をみる~古代ギリシャや戦国武将の肖像から、それぞれの感情、人格、歴史的背景を想像します。

5月26日(土)14:00-17:00

第2回 言葉で伝える

その絵を観たことがない人に、言葉、文字を使って、作品をどのように伝えることができるでしょうか。作品の内容を手紙にすることで、言語化することの難しさ、面白さを体験し、自らの中にわき上がるさまざまな思い、意見、疑問を伝えあいます。

【作品鑑賞】 女性をみる~東西のさまざまな女性が描かれた絵画や現代写真から、そこに注がれるまなざしについて考えます。

6月9日(土)14:00-17:00

第3回 "みる"を捉えなおす

"みる"ということは、自分の経験や価値観を無意識のうちに投影している行為に他なりません。作品を通して、普段見過ごしている日常の瞬間や、何気ないモノをあらためて意識をもって"みる"ことで、"みる"という行為そのものを捉えなおします。

【作品鑑賞】 日常をみる~普段は見過ごしている日常の瞬間や何気ないモノがモチーフとなっている近代絵画の名作から現代アートまでを扱います。

6月23日(土)14:00-17:00

第4回 文脈を読む

鑑賞が深まると、作品に描かれた要素を関連づけたり、鑑賞者同士の意見につながりが生じたりすることによって、作品の"文脈"がみえてきます。物語性の強い作品を通して、作品の文脈や関係性について考えます。

【作品鑑賞】 関係性をみる~近代絵画の名作をとおして、作品の背後にある文脈や作品内での関係性を発見します。

7月7日(土)14:00-17:00

第5回 社会をみる、聞く

対話鑑賞では、作品を「みる」ことと同様に、他者の意見を「聞く」ことが大切です。他者の言葉にしっかりと耳を傾け、他者とのコミュニケーションについて振り返るとともに、アートを通して、社会、文化そして私たちの価値観を「みる」「聞く」ことを試みます。

【作品鑑賞】 社会をみる~社会に多大な影響を与え歴史を動かした写真作品から、TVドラマの一場面を切り取った映像まで、幅広く鑑賞します。

7月21日(土)14:00-17:00

第6回 みることをみる

これまでをふりかえり、「みる」とはいったいどんな行為なのか、「みること」そのものに対する問いかけを含む絵画作品や写真作品を鑑賞し、アートとコミュニケーションについて相互に議論を深めます。

【作品鑑賞】 みることをみる~シュルレアリスムの絵画作品や現代の写真作品などを通して「みること」について考え、講座の総括とする。

参加申込

※開催を中止いたしました。あしからずご了承くださいますようお願いいたします。

福のり子

福 のり子(ふく・のりこ)

京都造形芸術大学芸術表現・アートプロデュース学科教授、アート・コミュニケーション研究センター代表

 

米コロンビア大学で美術教育修士課程を卒業後、ニューヨーク近代美術館で研修。その後、16年間ニューヨークでインディペンデント・キュレーターとして主に現代写真の展覧会を欧米、日本で開催。2008年、ニューヨークの美術館では30年ぶりに開催された大規模な日本の現代写真展「Heavy Light」、そしてヨーロッパの美術館7館と日本の国立美術館2館を巡回した「マン・レイ展」のキュレーターも務める。

 

主な著書

伊達隆洋(だて・たかひろ)

京都造形芸術大学芸術表現・アートプロデュース学科講師、アート・コミュニケーション研究センター研究員

 

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