講座内容
5月16日(水)18:30-21:30
第1回 ヨーロッパ文明とキリスト教
ヨーロッパのキリスト教は、西方の「カトリック」、そこから派生した「プロテスタント」、東方の「正教会」の三つに大別されます。ユダヤ教をベースにしたキリスト教の発端、展開、近代化への道筋、EUの設立にいたる道筋を再構成します。
5月30日(水)18:30-21:30
第2回 プロテスタントとアメリカの行動原理
アメリカ建国の基礎になった、ピューリタニズムとはなにか。宗教改革のロジックと、その社会的意味、勤勉のエートス、自由と民主主義など、アメリカ的価値観と行動原理について、その基本の基本から学び直します。
6月13日(水)18:30-21:30
第3回 イスラム文明の世界
イスラム教、イスラム社会は、日本人にわかりにくいと言われます。一神教の中で、最も合理的で体系的なイスラム教が、なぜキリスト教文明に遅れをとるに至ったのか。イスラム世界の近代化はなぜ困難なのか。イスラム法の論理とイスラム文明の実態を学びます。
6月27日(水)18:30-21:30
第4回 ヒンドゥー教とインド文明
ヒンドゥー教は、バラモン教をもとに、カースト制や輪廻の思想など特有の思考と行動をインド社会に根付かせました。インド文明の停滞と、IT革命後の急速な成長力の秘密はなにか。将来への可能性を秘めたインド社会の実像を考察していきます。
7月11日(水)18:30-21:30
第5回 中国文明と儒教・仏教
中国ではなぜ、政治が最優先されるのか。確立した政治思想である儒教は、なぜ仏教や道教で補完される必要があったのか。中国社会の基本構造を理解しつつ、儒学の歴史を再構成し、文化大革命、改革開放、市場経済の現代中国にいたる全体像をつかみます。
7月25日(水)18:30-21:30
第6回 日本人と宗教
宗教をベースにした世界の主要文明と比較すると、日本は特異な歴史をもっています。その特徴は、比較宗教学の視点によるなら、くっきり浮き立たせることができます。日本人の知らない、意識できない日本の姿を、仏教、神道、儒教の関係に探ります。