覚 和歌子さん・谷川俊太郎さん【詩の教室】

※この講座は終了いたしました。

心に響く言葉をつくり、届かせる

詩をつくることは、相手に「伝わる言葉」を紡いでいくことです。一般に暮らしとはかけ離れたところで語られがちな詩ですが、日常のコミュニケーション言語について、人の心に届く言葉について考えたとき、詩人はそれを語るに最もふさわしい存在かもしれません。日常において役に立たない言葉は、人の心に届くこともないからです。さらには、心をふるわす言葉を生み出すことは、自分を味わい見つめること以外ではありません。

どうすれば自己満足に終わらない伝わる言葉を、人の心に届けることができるのか。詩作、朗読、さまざまなワークショップを通じて、「伝わる言葉」の正体を探っていきます。

覚和歌子

目に見えるもの、見えないものを見つめ、自分と向かい合う

詩作を通して、いま実際に見えているものだけを対象にするのではなく、見えないものを見つめ、自分自身の内面と向きあいます。

詩を味わう眼を養う

講師のリードのもと、参加者同士の作品を共有し講評します。講評し評論しあうことによってはじめて創作する力がつき、詩を味わう眼を養うことができます。

過去参加者の声

お勧めしたい方

詩の創作と朗読を通じて、自己表現力・コミュニケーション力を高めたい方

詩を通じて、自分自身と向き合い、自己理解を深めたい方

開催概要

日程:2011年 5/14(土)、5/21(土)、6/8(水)、6/18(土)、6/25(土)、7/2(土) 全6回

時間:土曜日14:00-17:00(3時間)、水曜日(第3回) 18:30-21:30(3時間)

定員:25名

会場:慶應丸の内シティキャンパス

参加費:105,000円(税込) 割引制度 キャンセル規定

講座内容

5月14日(土)14:00-17:00

第1回 言葉の力

言葉の持つ力に気づく最初の試みとして、二人称に向けての詩を創作します。何を思ってもいい、誰に伝えてもいい。あの人に向けて、自分の内に湧く言葉を、素直に自由に外に出します。

【 創作 】二人称(あなた・君・おまえ)に向けての詩をつくる

【ワークショップ】言い換えのエクササイズ

5月21日(土)14:00-17:00

第2回 “自分の中の子ども”を思う

人は誰しも子どもであった頃があり、また誰もが今も父母にとっての子どもです。自分自身の中に確かにある、あるいは、心の隅に潜んでいる“子ども”の封印を解き、言葉にします。自らの内面にとことん向かい合い、遊び心たっぷりに言葉を発見していきます。

【 創作 】子どもに戻り「ぼく・わたし」等の一人称による詩をつくる

【ワークショップ】新しいオノマトペをつくる

6月8日(水)18:30-21:30

第3回 “イメージ”を言葉にする

ゲスト 谷川俊太郎(詩人)

誰かに何かの良さを伝える力は、インターネットの普及などにより、今や一部の人だけの仕事ではなくなりました。しかし、感想の域を出ない言葉の羅列では十分に伝わりません。
自らの感性を研ぎ澄まし、誰かに伝えるための表現にチャレンジします。創作した作品は2人の詩人から講評を得られます。

【 創作 】ブランド新レーベルとコピーをつくる

6月18日(土)14:00-17:00

第4回 生まれくる命にむけて

ゲスト 谷川俊太郎(詩人)

明日にも自分の家族に子どもが生まれるとしたら、あなたはどんな言葉で新しい命を迎えるでしょうか。まだ見ぬ命、次の命に向けて、伝えたいことがあるとすればそれはどんな言葉で表現できるでしょうか。想像しうる限りの言葉を尽くし表現してみます。

【 創作 】生まれくる子どもにむけて詩をつくる

6月25日(土)14:00-17:00

第5回  “歌の言葉”を味わう

特定の歌い手に歌詞を提供するということは、自分以外の誰かの口から発せられた時に持ち得る言葉の力をイメージする必要があり、より難易度の高い創作であると言えます。
作詞の仕事を依頼されたと仮定し、歌い手に合った詩をつくります。

【 創作 】ある歌手のための「歌詞」をつくる

【ワークショップ】絵から新しい言葉を紡ぎ出す

7月2日(土)14:00-17:00

第6回 言葉を抱きしめる

ゲスト 丸尾めぐみ(作曲家)

創作した作品を音楽にのせたり、朗読をしてみることで、「韻・律(声・リズム)」に宿る言葉の力を再認識します。音として言葉を伝えることで、言葉の持つ限りない力に感動を覚えるでしょう。
「言葉を抱きしめる」ように慈しみ、言葉の持つ力を味わい、共有します。

【ワークショップ】第5回事前課題で創作した作品を曲に合わせて歌う/これまでに創作した詩の朗読発表

参加申込

受付は終了いたしました。

覚 和歌子


覚 和歌子
(かく・わかこ)

詩人

早大一文卒。平原綾香、smap、クミコなどの作詞で、多くの作品をCD化。 92年以後、自作詩の朗読ステージを国内外で精力的に展開。『朗読するための物語詩』という独自の分野を開拓し、評価を受ける。 01年『千と千尋の神隠し』主題歌『いつも何度でも』の作詞でレコード大賞金賞。著作に、第一物語詩作品集『ゼロになるからだ』(徳間書店)、最新詩集『海のような大人になる』(理論社)、エッセイなど多数。
04年ソロアルバム『青空1号』をソニーよりリリース。 08年3月、企画・補作・監修した「星つむぎの歌」(平原綾香・歌)が土井宇宙飛行士のウェイクアップコールとして大気圏外で使用される。同年5月公開の写真映画『ヤーチャイカ』では、原作・脚本・監督(共同監督・谷川俊太郎)をつとめる。09年舞台『届かなかったラブレター』構成・演出を担当。NHK全国学校音楽コンクール課題曲作詞。
詩作を軸足にマルチな活動を展開。

 

谷川俊太郎


谷川俊太郎
(たにかわ・しゅんたろう)

詩人

1931年東京生まれ。1952年に詩集『二十億光年の孤独』でデビュー。翻訳、劇作、絵本、作詞など幅広く活躍。
 

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