講座内容
4月28日(土)10:00-16:30
第1回 落語を楽しむ~寄席への誘い
落語を楽しむための第一歩はまず寄席を体験することです。初めての方も十分に楽しめる「落語の楽しみ方」を学んでから、鈴本演芸場で金原亭馬生師匠の高座を聴き、噺家の話術、身体の表現力、場のつくりかたをナマで味わいます。
5月19日(土)14:00-17:00
第2回 落語の世界と小説の世界~無駄を省く
落語の特徴に、無駄な言葉を省き、洗練された話芸としての面白さを追求する、軽妙洒脱な芸という一面があります。これは、幾通りにも表現方法を変え言葉の持つ深さを味わい、言葉ですべての情景を描写していく小説の世界観とは大きく異なります。
「落語」の世界と「小説」の世界を比較することで、言葉の持つ表現力の違いにせまります。
【ワークショップ】見立ての芸 -扇子・手ぬぐいの所作
6月9日(土)14:00-17:00
第3回 表現の余裕を味わう~無駄を楽しむ
「無駄のない人生は無駄な人生」(金原亭馬生)と言われるように、落語では与太郎話に代表される、のんきでほのぼのした情景や人物がたくさん描かれています。これは、今を生きる私たちがどこかで置いてきてしまった産物であるかもしれません。
無駄を楽しむことで余裕が生まれ、私たちの表現の幅がさらに拡がります。
【ワークショップ】人物の描写
6月16日(土)14:00-17:00
第4回 文化の違い、表現の違い
江戸文化を伝える落語には、江戸庶民の暮らしぶり、生き方が折々に刻まれています。当時の文化や風俗を知ることで、落語の楽しみはより広がりますが、異なる時代や文化と比較すると驚く点も多いことでしょう。
江戸と現代、江戸とパリの文化や生活から、文化の違いが生み出す表現の違いについて味わいます。
【ワークショップ】日常動作の表現
6月30日(土)14:00-17:00
第5回 時は金なり~時間、お金、そして人間の欲を考える
「いま、何時(なんどき)だい?」で有名な古典落語「時そば」のくだり。現代人のように24時間フル活動ではない江戸庶民の生活を垣間見、当時の時間や金銭に対する感覚を知ることは、人間の欲について考える事につながります。
古今東西、私たちの生活をさらに充実したものにも、反対に破滅へも導く、時間・お金を通した人間の欲、さらには人生・生き方について考えます。
【ワークショップ】小咄の実演
7月14日(土)14:00-17:00
第6回 丸の内寄席~体験!あなたも落語家に
さぁ、寄ってらっしゃい、みてらっしゃい!慶應MCC丸の内寄席の始まりです。
最終回は、簡単な小咄にて、皆さんと一緒に寄席を創りあげていきます。実際の高座体験で多彩な表現力の拡がりを味わいます。