竹中平蔵教授が講義する
【問題解決スキルとしての経済古典】

※満席となりましたので受付を終了いたしました。たくさんのお申し込みありがとうございました。

「今」だからこそ、経済古典

不況克服に、ケインズ政策の何が役立つのか-。新しい成長戦略にとって、シュンペーターは何を教えてくれるのか-。

世界経済が混迷するいま、経済システムや政策の意義を深く理解する必要性が高まっています。そこで、こうした経済“リテラシー”を高める出発点として、経済古典を再発見しながら味わう、いわば「問題解決のスキル」としてのケインズやシュンペーター等を探索する知的冒険を行います。

本講座では、スミス、ケインズ、シュンペーターなど古典と謳われた経済理論を取り上げ、狭義の学問としての古典学習ではなく、経済の本質を見る目と、困難な問題を解決する基本力を高めることに焦点をあてて、講義を行います。

現代社会が抱える諸問題から「経済古典」の意義を考える

経済学は本来、「社会の問題を解決するスキル」として、まさに「実学」として発展してきました。こうした観点から、「思想が生まれた時代的背景」「人物像」「基本文献に示されていること」「今日的意義」について、講義を進めます。(基本文献の詳細は後日指定)

卓越した説明力を持つ竹中教授による講義

平易な語り口と分かり易い解説で世に知られ、卓越した説明力を持つ竹中平蔵教授が、とかく難解で分かりにくいと評される「経済古典」を、現代の経済や政策のあり方に結びつけて分かり易く講義します。

お勧めしたい方

経済理論・政策について深く思索し、議論したい方

経済・社会思想に関わる古典をじっくりと読みこみたい方

開催概要

日程:2010年 4/17(土)、5/8(土)、6/12(土)、7/10(土)、7/31(土) 全5回
[※1/29更新]第2回の日程が変更されました。

時間:14:00-16:00(2時間)

定員:40名

会場:慶應丸の内シティキャンパス

参加費:87,150円(税込) 割引制度 キャンセル規定

講座内容

[※2/25更新]第1,2,3,5回のタイトルが変更されました。(内容の変更はありません)

4月17日(土)14:00-16:00

第1回 アダム・スミスが見た「見えざる手」

近代経済学の祖と評され、18世紀後半に市場経済を最初に提唱した英国の経済学者アダム・スミスを取り上げ、経済システムにおける「市場」の役割と意義、その限界について議論します。

5月8日(土)14:00-16:00

第2回 ケインズが説いた「異論」

減税や公共投資など、政府の政策により投資を増大させることで、需要を喚起できるとした「ケインズ経済学」に着目し、経済システムにおける「政府の役割」について思索を深めます。

[※1/29更新]日程が変更されました。

6月12日(土)14:00-16:00

第3回 シュンペーターの「創造的破壊」

20世紀初頭、シュンペーターは、企業の行う不断のイノベーション(革新)が、経済を変動させると唱えました。今もなお、企業家向けた力強いメッセージ性を有する「シュンペーター理論」を通して、イノベーションの意義を考えます。

7月10日(土)14:00-16:00

第4回 ハイエク、フリードマンが考えた「自由な経済」

ハイエク、フリードマンは、市場経済を全面的に信頼した経済思想を提唱し、サッチャー改革やレーガノミックスに取り入れられ、大きな成果を上げたと言われています。現代に続く、構造改革、規制緩和の意味を論じたいと思います。

7月31日(土)14:00-16:00

第5回 日本の経済古典:孤高の成長論者・下村治

池田内閣のもと、高度経済成長のプランナーとして活躍した下村治は、国民所得倍増計画立案に中心的役割を果たし、日本の高度経済成長のメカニズムを体系づけました。下村理論を題材に、いま一番ホットな話題「成長戦略」にも言及します。

参加申込

※満席となりましたので受付を終了いたしました。たくさんのお申し込みありがとうございました。

竹中平蔵

竹中平蔵(たけなか・へいぞう)

慶應義塾大学 総合政策学部教授 グローバルセキュリティ研究所所長

 

1973年一橋大学経済学部卒業後、日本開発銀行入行。同設備投資研究所、ハーバード大学、ペンシルバニア大学客員研究員、大蔵省財政金融研究室主任研究官、大阪大学経済学部助教授を経て、1990年慶應義塾大学総合政策学部助教授、96年同教授。2001年経済財政政策担当大臣、02年金融担当大臣を兼任。2004年参議院議員当選。同年経済財政政策・郵政民営化担当大臣、05年総務大臣・郵政民営化担当大臣。2006年より現職(経済学博士)。

 

主な著書

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