
皆さんは、今日の服をどのように選ばれましたか?
私たちが日々まとう服は、単なる身だしなみを超え、社会の価値観や文化の変化を映し出す鏡です。何気なく選んだ一着にも、時代の空気や背景がそっと織り込まれています。装いを見つめ直すことは、自分と社会の関係を読み解く入口にもなります。
本講座では、ファッションを「流行」ではなく、人間の営みを読み解くためのレンズとして捉え直します。文化や社会との関わりからファッションを捉えることによって、私たちの装いの由来、服装が持つ意味、社会での役割、未来への取り組みについて考えていきます。
ファッションを通して世界を見ることで、自分自身の価値観を問い直し、社会との関わりをより深く理解するための視点を育みます。

ファッションに関するトピックを多角的に取り上げ、講義と対話で進めていきます。毎回テーマに沿った質問や感想をクラスで共有し、意見交換をしながら理解を深めていきます。
| 開催形態 | ハイブリッド開催(対面(キャンパス)、オンライン(Zoom)) |
|---|---|
| 日程 | 2026年 4/12(日)、5/9(土)、6/13(土)、7/11(土)、8/8(土)、9/13(日) 欠席時は録画映像の視聴が可能です。 |
| 時間 | 14:00-17:00(3時間) |
| 定員 | 25名 |
| 会場 | 慶應丸の内シティキャンパス、オンライン(Zoom) |
| 参加費 | 115,500円(税込) 割引制度・キャンセル規定 |
| お問い合わせ | 担当:鈴木 03-5220-3111 個別相談 資料請求 |
第1回 4月12日(日)14:00-17:00(3時間)
高市首相など、世界の舞台に立つリーダーたちの装いは、時に言葉以上に多くを語ります。スタイルの選択には、その場の空気や伝えたい姿勢が反映されています。装いがどのようにメッセージを生み、場にどんな印象を与えるのか、歴史的背景と共に探ります。
第2回 5月9日(土)14:00-17:00(3時間)
ルイ・ヴィトン、エルメス、グッチ、シャネルなど。世界のほぼすべての主要都市に、西洋のラグジュアリーブランドの店舗があります。なぜ、西洋のブランドはここまで成長したのでしょうか。西洋社会におけるブランドの歴史、社会的意味、発展の背景について考えます。
第3回 6月13日(土)14:00-17:00(3時間)
近年、ファッションを語る上で欠かせないジュエリーを美術館で見る展覧会が人気です。なぜ、どのようにして、ファッションならびにジュエリーは美術館で芸術作品として鑑賞するものとなったのでしょうか。ファッションと芸術の関係について考えます。
第4回 7月11日(土)14:00-17:00(3時間)
しばしば特定の色や柄の服が物議を醸すことがあります。たとえば、広告写真やファッション雑誌のモデルが着るドレスには、あまり緑は用いられません。西洋における色彩解釈の歴史と、日本の着物における色彩の様式を、比較文化史の視点から取り上げます。
第5回 8月8日(土)14:00-17:00(3時間)
近年、男性のコスメやジュエリーが話題です。男性用のスカートもたびたびデザインされますが、一般社会においてはなかなか受け入れられないようです。性別を取り巻くファッションの規範が、どのようにできあがってきたのかについて考えます。
第6回 9月13日(日)14:00-17:00(3時間)
今日着ている服が、何からできていて、誰が作ったものか知っていますか?私たちは、自分が着ている服について、ほとんど情報を持っていません。服の由来、産業の現状、労働や環境の問題を通して、未来の社会のためにいま私たちができることをファッションの視点から考えます。